top of page
  • 白坂 広子

夏休み目前!

明成高校は来週から夏休みに入ります。仙台も梅雨明けし本当の「夏」となり、毎日毎日暑いですが、運動部の生徒たちは頑張って練習しています!

各部活動の夏休みの予定も決まり、遠征試合、合宿、大会参加など仙台を離れての活動も多くあります。東海地方や関東地方など東北よりも暑いところへ行くチームも少なくありません。

遠征先で体調を崩したり熱中症になったりしないようにするための食事、睡眠、水分補給については熱中症講習会を通して各部活動で確認しました。そして万が一チームメイトで熱中症が発生したらチームはどのような行動をとるべきかも確認しました。

くれぐれも熱中症にならないように・・・

そしてもし誰かが熱中症になったらチームで迅速に対応できるように・・・

全ての部活動にとって良い夏となるように頑張って欲しいです。頑張りを期待しています!!!

しかしながら今現在怪我をしていて夏休み中の競技復帰が叶わない生徒もいます。

前十字靭帯術後の生徒、疲労骨折から回復中の生徒、肩靭帯断裂で手術待ちの生徒、足関節靭帯断裂の温存療法中の生徒などなど。

そのような生徒からは「自分はどうやって夏休みを過ごしたらいいですか?」とよく質問されます。

怪我をしている人は夏休みをどのように過ごすべきなのでしょぅか。

まず一番先にやることは復帰時期をドクターやトレーナーと目安をつけることが大事です。

つまりは「復帰目標を立てる」ということです。

これは先の大会スケジュールやチーム状況なども考慮することが鍵です。

無理のない適切なタイミングで、確実に復帰できる時期を選ぶようにすることでリハビリのモチベーションが保持されます。

復帰時期の目安が立ったら、それまでにできるようにしておくことを時間順に逆算してリストアップします。

復帰前いつごろからジョグ、ダッシュ、アジリティ、ファンクショナル動作を取り入れていくのか。

ドクターやトレーナーと詳細に話し合えるとよりいいと思います。

ジョグを開始する時期の目安が決まったら、その前までに体幹強化や基礎筋力トレーニングを行っておくことが重要で、これらは運動量が増えてからの糧になります。

体幹トレーニングや筋トレは地味で同じことの繰り返しとなりモチベーションを保つことが難しくなるときがあります。それでもこのような基礎がなければ運動量をあげていくことも難しいし、何よりも怪我の再発を防ぐためのキーポイントとなる部分ですので、この部分を夏休みに徹底的にやることが大切だと思います。チームメイトが夏休みに大量の汗を流しながら一生懸命競技練習をして苦しい思いをしているときに自分の地味な筋力トレーニングが情けなく感じる、申し訳なく感じる、悔しく感じるときがあるかもしれません。それでも怪我をしている以上そのときにできることはそれしかないのですから、できることを一生懸命やるしかないのです。そして情けない、悔しい思いは無事に復帰をしたあとにチームのために尽くしていけばいいのではないでしょうか。

練習を頑張る生徒も、リハビリを頑張る生徒も、技を磨く、身体を磨く、充実した夏練習にしてください!!!

bottom of page