トレーニングの基礎2
トレーニングの基礎2という授業を行いました。今回はZoomを使ってオンライン授業という形式です。GIGAスクール構想やICT教育などが昨今の教育界ではホットトピックであり、今後もこういった形式での授業は増えていくかもしれません。それに慣れておこうという意味でも、今回のオンライン授業をやってみて良かったなと思います。
肝心の内容はと言うと・・・
1.トレーニングの基礎1で設定した目標の達成状況をチェック
2.達成できなかった原因を究明したり、目標設定の見直しや達成に向けた手段を考える
3.2の考え方や方法を学ぶ ←ここがこの授業の軸!
そんなこんなで授業を始めていき・・・
目標達成に向けた手段を考える際のポイントを伝授。
ダメ例)体重増やしたい→食べる量を増やす。
良い例)体重増やしたい→食べる量を200kcal増やす。
数値を含んだ手段の設定は具体的であるため、曖昧な手段に陥りにくい。
手段の数値化以外にもいろいろと紹介したり・・・
水が入ったコップの例を使って、時間の重要性を説明。
「やることリスト」と「やらないことリスト」の作成を推奨したり・・・
目標達成に向けて試行錯誤する中で、手段の幅を広げることや質を高めることの重要性を説明。
手段の幅を広げ、質を高めるには、自分の頭で「知っている」を増やす必要がある。つまり、学びがとっても大事ってことを説いたり・・・
知っていると得する。知らないと損する。
最後の方にはマインドマッピングを紹介したり。
書き出すことで、頭の内部でグジャグジャな状態の情報たちを整理することができる。
書くって大事。アウトプットって大事。そんなことを伝えたり。
そんなこんなで授業は終わりました。
授業後に生徒達のメモ書きを見てみると、まーーーーーみんなよく書く!!!!Good!!!!
自分なりのマインドマップを書いてみたり、目標未達成について考察したり、いろいろなことがメモおよび感想として書かれてました!
「考えて取り組め」とか「広い視野を持って物事を見る」とか「多角的な視点を持って行動する」などの言葉があるんですが、実際にその方法を教える機会って多くはないよなーと思うわけで。
俗に言う“考え方”が大事なことを伝えるのはわかるんだけど、その方法を教えるっていう行動が2倍も3倍も大事だと思います。
今年度の1年生には、授業を通してトレーニングや練習に取り組むための考え、目標設定の仕方、問題の探し方や解決の方法をそこそこ教えたつもりです。2年生では、より専門的な授業が入ってきます。その授業で様々な知識や経験を習得する土台をある程度作れた・・・かな?
来年度も楽しみですね~
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