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執筆者の写真浅野 勝成

工夫が大事。でもどうやって工夫するのか?

コロナの影響で充分に練習やトレーニングが充分に出来ていない状況でもあります。

まだ筋トレには関しては、自体重のトレーニングを駆使して自宅で出来るものもたくさんあります。そういったプログラムは提供しているので、まぁ最低限の筋トレは確保できているかもしれません(各々がきちんと実施していればの話ですが)


競技練習だとなかなか難しいかもしれません。自宅でチーム練習なんて出来る訳ないし、行えるとしたら個人練習でしょう。それに、各自の環境次第で出来る・出来ないという制限も出てくるでしょう。


しかし、「自分の家ではこれは出来ない」などの思考停止になってしまうのは非常にもったいないです。こういう時こそ工夫が求められるはずです。


かの有名なNBAのスーパースターであるマジック・ジョンソンは、少年時代は毎日のようにバスケコート通っていました。しかし雨の日はコートに行けません。そこで、自分の靴下を丸めて遠く離れた洗濯カゴに入れるという疑似フリースローをやっていたそうです。そういった工夫のある練習をして、距離感の感覚を養えたかもしれません。


そういった工夫を考え、実践していくことも運動の楽しさの1つと思います。


で、制限のある環境下で工夫のある個人練習を行うには、自分自身が何を改善したいのか、そしてそれを改善するためにはどういった原理原則や理論が必要なのかという思考がないことには始まらないと思います。


SNSでよく見られる「これをやっておけばOK」というトレーニングや、「プロ選手がやっている〇〇ドリル」などのようなものは取り入れやすいですが、何のために行っているかを忘れてしまうこともあります。


自分自身をしっかり把握し、それを向上・改善していくための原理原則や理論を基に、自宅練習やトレーニングに励むのは楽しいですし、今はその絶好の機会かもしれません。

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