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  • 白坂 広子

朝9:30 WBGT 25.1℃

今朝は朝9:00で気温が28℃を超えていました(汗)。

いつものようにWBGT測定をし25.1℃ということで、既に「警戒」レベル!

WBGT値は気温・湿度・風速をもとに出される暑さレベルのことで、外で運動を行う際の危険度を表します。朝9:00で警戒レベルとは、、、日中はどのくらい上がるのでしょうか。

そんななか男子バレーボール部がフィールドにて走りのトレーニングをするということで、まずはテントを立ち上げ、休憩場所の確保。明仙フィールドはには日陰になるような建物がありません。自分たちでテントを準備します。熱中症予防に日陰作りは絶対ですね。

走る前に顧問の先生がコンディションの確認。

「朝ごはん食べていない人?」

3人が挙手。。。。

どれだけ朝ごはんが大切かを伝えても、必ず誰か食べてこない人がいますね(涙)。

そしてこの3人に特に目を配りながらトレーニングスタート。

バレーボール部は強い日差しの中でトレーニングすることは稀なので、十分な注意が必要です。

しかし、頻繁な水分摂取を心がけながら、全員しっかり走り抜くことができました!

トレーニング後はチームでアイスバス。

ワイワイしながらもアイスバスの効果についてもきちんと話をきいていましたよ。

アスレティックトレーナーにとってはアイシングやクールダウンは常識ですが、高校生にとっては素朴にわからないことです。

「アイシングっていつやってもいいんですか?」

「凍傷にならないですか?」

「どのくらいやればいいですか?」などなど。

「5月に『アイシング講習会』をしたばかりなのに」とツッコミながらも、懲りずにまた伝えます。

アイシングについての質問から話は広がり、「どうしたらジャンプ力がつきますか?」「体幹って何で大事なんですか?」「どうしたら背が伸びますか?」(笑)などなど。

ふとした素朴な疑問を投げてくると、やはり高校生という競技レベルの実際が見える気がします。

東北大会やインターハイへ出場する高い技術を持っていても、体のことをしっかり理解しているわけではありません。高校には「選手」とは言い切れない「生徒」たちがたくさんいます。

高校で活動するアスレティックトレーナーは常に教育と向き合っています。

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