「アスレティックトレーナーという仕事①」                    ~ATを目指したきっかけ~

August 7, 2016

 皆さんはじめまして!高校アスレティックトレーナーの小野勇太です。

 現在私は、”アスレティックトレーナー”として高校スポーツをサポートする仕事をしています。 

 

 私が取得した日体協AT(日本体育協会公認アスレティックトレーナー)について、どんな資格で、どんな仕事ができる人なのか、なるためには何が必要なのかなど、アスレティックトレーナーに関する話を、数回に分けて連載していきます。 

 まずはその第1回目です!!(写真は日体協AT教本①~⑨)

 

 そもそも、アスレティックトレーナーって何??っと思っている方はたくさんいるのが現状かと思います。まだまだ「アスレティックトレーナー」の社会的認知度は高いとは言えません。

 そこで、国内AT普及(特に高校AT普及)のためにも、情報発信していきたいと思います!!

 

 アスレティックトレーナー(以下AT)のアスレティック(Athletic)とは、主に「(運動)競技の、体育の、運動選手用の」等と訳される言葉と、トレーナーという名称がついた名前になります。

 ATは、競技スポーツのためのトレーナーです。

 

 競技スポーツの主目的は、良い成績を上げていくことかと思います。

 

 しかし、常に選手がベストパフォーマンスを発揮できるかというと、それは簡単なことではありません。パフォーマンス発揮には、日頃から激しいトレーニングや練習に励み、試合を重ねて競技力向上させていくことが必要で、それを怠れば、思うような成績を上げることは困難です。”競技力向上”に向けたコンディショニングが重要となります。

 また、激しいトレーニングや、競技活動に伴うケガや病気といったネガティブな側面もスポーツ活動全般において考えられます。そうならないように、ケガや病気の”予防”が必要です。ケガや病気を広範な意味で考えて、「傷害」とすると”傷害予防”のためのコンディショニングも重要となります。

 

 ATは、上述したような、選手のコンディショニングを整えられます。

 ATとして大切な業務の一つです。

 

 コンディショニングを整える必要がある選手とは

 ①筋力不足

 ②柔軟性不足

 ③競技における身体組成の不適(痩せ、肥満)

 ④関節不安定性

 ⑤アライメント不良(X脚、O脚、扁平足、姿勢不良など)

 ⑥過去に傷害経験のある者

 ⑦体調不良者     などなど.....

 

 ATはこれらの選手に対して以下のように対応できます。

 ① ⇒ 正しく安全な筋力トレーニング

 ② ⇒ 正しく安全なストレッチング、ウォーミングアップ、クールダウン

 ③ ⇒ 効果的な有酸素運動や、運動と栄養(食事)のバランス改善指導

 ④ ⇒ 効果的なテーピング、神経・筋協調性訓練、筋力トレーニング

 ⑤ ⇒ 正しい動作指導、シューズや路面の改善指導

 ⑥ ⇒ 再発防止策の指導(再発予防トレーニング、テーピング、ストレッチングなど)

 ⑦ ⇒ 健康管理指導(日頃の生活指導、栄養指導など)

 

 そしてATは他に、傷害発生後の「応急処置」と、傷害後の競技復帰に向けた「リハビリテーション(アスレティックリハビリテーション)」も主な業務となります。

 

 まとめると...

 1.選手の競技力向上のためのコンディショニング

 2.傷害予防のためのコンディショニング

 3.傷害発生後の応急処置

 4.傷害後の競技復帰に向けたアスレティックリハビリテーション

 5.傷害再発予防対策

 

 以上の5つが主な業務になります。

 

 ここで、ちょっと私の話...

 私が高校生の時は、高校にATはいませんでしたので、今思えば傷害発生後の処置や、トレーニングに関して、間違った方法や対処も多数ありました。私は、高校時代バスケットをしていまして、あるケガに悩まされた経験があります。

 練習をついていくのがやっとだった私は、ある日練習中にすねの痛みを感じ、対処方法もわからずそのまま無理を続けた結果、数週間後には足を地面につけない程の痛みにまで悪化していました。病院では”疲労骨折の疑い”と言われ、特別対処方法も言われず、ただただ安静にして、痛みが引いてから自己判断で、すぐに練習復帰したところ、以前より激痛が走り、更なる悪化をもたらし、完全に競技復帰するのに数ヶ月かかった経験があります。復帰後も、再発防止策などわからず、痛みを我慢しながらも競技をしていて、自分は競技を続けるのは高校までと、大好きなスポーツを辞める決意をしたことがあります。「ケガの正しい対処を知っていれば」、「もっと早くに悪化させない対処をしていれば」等と後悔しました。そうした自分のケガをきっかけに、色々調べていく中で、ケガの対処や予防に関する専門家としての職業を知りました。それが、”アスレティックトレーナー”だったのです。たくさん勉強していく中で、当時の自分にたくさん伝えたいことがありますが、過去には戻れません。変わりに、現在私の活動先の高校生には、過去の私の分まで正しい事を伝えていきたいと思います。正しい知識と対処、未然に防ぐ予防方法を実践していけば、過去の私のような経験をせずに競技に集中できるのではと信じて...

 

 っと、私の話が長くなりましたが、日体協ATに関する第1回としての説明はここまで!!

 

 いろんなAT情報をこのブログを通して発信していきますので、次回もお楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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