勝負の世界~男子サッカー部県新人大会を終えて~

November 25, 2017

写真:MIYAGI ONE DREAM 提供

 

 平成29年度宮城県高校男子サッカー新人大会が11月17日より開催され、明成高校男子サッカー部は1回戦を4-1と持ち前の攻撃力を発揮し勝利、続く2回戦は昨年度の覇者仙台育英高校に0-3にて敗退という結果でした。最終的に仙台育英高校は今年度も優勝となったため、県内トップの力を直接感じることができた貴重な試合であったと思います。この2試合共、チームより依頼を受けてAT(アスレティックトレーナー)として試合帯同し、試合に向けたサポートを実践してきました。試合後の選手たちは、県内トップレベルの力を直に感じ、落胆ではなく、目指すべき目標をみつけ、次こそは勝ちたいという強い想いを抱いて今大会を終了しました。

 

 明成高校男子サッカー部は、川平ATルームの利用頻度が非常に多く、スポーツ傷害から競技復帰に向けたアスリハ(アスレティックリハビリテーションのこと)だけでなく、スポーツ傷害予防を目的として、トレーニングや身体のケアを実践する選手達が川平ATルーム開設以降、年々増加してきています。というのも、元々スポーツ傷害相談が非常に多い部活動であったこともあり、顧問の先生より、ケガの後の相談はもちろんであるが、そもそもケガの少ない選手にするにはどうしたらよいか、との相談から、ATによる傷害予防トレーニング(ストレッチやアイシングなどのケア含む)を実践して行きましょうと、活動が始まりました。

 この活動が開始された当初は、顧問の意向として選手の自主性を高める目的で、全員に実施ではなく、選手自らが考え傷害予防を通した競技力向上を目指す選手のみ実施という話で始まり、開始1年目は1~2名、2年目5~6名、3年目7~8名、4年目(今年度)11~12名と増加してきています。そのこともあってか、ATルームの利用内容として、男子サッカー部はケガの後の利用よりも、ケガをしていない選手の利用頻度が現在は非常に多いです。

 

 現在は、県新人大会での悔しさをバネに、春先に開催される高校総体に向けてさらなる競技力向上を目指す選手や、進学先でもサッカーを継続するためにATルームでのトレーニングを継続する3年生などが日々の練習前後にATルームへ来て、自身の向上のために切磋琢磨しています。つい先日にも、自らの意思で傷害予防のためにもATルームでのトレーニング希望者が追加で来室したところです。このように年々意識の高い選手が増加傾向にあることと、チームとしての傷害減少傾向、そしてチーム力の向上は比例していると私は思います。

 

 サッカーというチーム競技で勝利するためには、選手一人が強い意識を持つだけでは結果にはつながりません。ピッチに立つ11人はもとより、ベンチに入る選手、さらにはベンチに入れない選手であってもチームの一員である全選手が高い意識を持つことで、日々の練習の質は高まり、個々のレベル向上とチーム力向上、そして最終的な目標である“試合に勝つ“という結果がもたらされると考えます。

 

 今後も、仙台大学ATルームは男子サッカー部に限らず対象部活動全体のスポーツ傷害予防を念頭に活動を発展し続けていこうと思います!

 傷害予防の観点が、”競技力向上への近道” であることを信じて・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

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