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  • 白坂 広子

高校総体目前!!体調を整えましょう!!

年間で一番大きな大会、春の高校総体の時期となりました!

多くの生徒に積上げてきた練習の成果を発揮して欲しいです!!

多くの競技は6月1週目から始まります!

残りの3日間をどう準備するか、顧問も生徒も、もちろんAT、S&Cも緊張感のある数日になりそうです、、、。

競技によっては5月の最終週から始まり、もうすでに県大会が終了したものもあります。

陸上競技がそのひとつですが、明成高校の陸上競技部では800mの選手がひとり、東北大会出場を決めました!おめでとう!!そして男子サッカー部は名門の仙台育英高校と僅差の試合を展開し、惜しくも負けてしまいましたが、内容が素晴らしい試合となり、清々しい大会終了を迎えました。

しかしながら、怪我をして出場できなかった生徒もいました。

一生懸命練習をしてきたのに、大会に出られないほどの怪我をしてしまうことがあります。

やむを得ず欠場をした短距離選手の怪我は大腿部の肉離れでした。昨年も同じようなケースがありました。肉離れは、筋損傷が軽度ではない場合、競技復帰まで2ヶ月くらいかかってしまうことがあります。特に短距離選手に発生する大腿四頭筋やハムストリングスの肉離れは治りが悪い傾向があります。サッカー選手にも多く発生しますが、どちらかというとサッカー選手のほうが怪我後の状態が良いように感じます。練習を重ねることでパフォーマンスを上げていきますが、練習量が増えたらその分体を休めること、ケアすることをしなければオーバートレーニングとなり、怪我をしやすい状態を作り出してしまいます。練習量と疲労回復のサイクルがうまくいかなくなると、怪我の心配も増えますが、体調さえも崩してしまうこともあります。5月中旬にある部活動にインフルエンザが流行しました。インフルエンザの流行期は冬で、5月にインフルエンザを発症することはまれにありますが、流行することはほとんどありません。なぜこの部活動にインフルエンザが流行してしまったのでしょうか。練習を頑張ると体は疲労します。疲労がとれない状態が続くと体の免疫力が低下します。健康な状態であれば跳ね返せる菌も免疫力が低下していれば少しの菌でも撃退できなくなってしまうのです。そしてその菌を部員同士で分け合ってしまう。。。この部活動では大事な試合の前に最後の追い込みと調整練習にはいらなければならないなか、1週間も練習ができない状況となってしまいました。練習量が増えたら、体を休ませる時間をつくること、しっかりと栄養をとること、そしてケアの時間をつくることが大切です。

春の高校総体は高校生にとって高みを目指す一番大事な大会です。

今週の体調管理がカギになります!!!

みなさん、居残り練習も大事ですが、早く帰って体を休めることも大事です!

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