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  • 白坂 広子

負けから学ぶこと

高校総体県大会が終わりました。

今年はインターハイへ進むチームは男子バスケットボール部のみとなりました。

陸上競技部は800mで東北大会へ1名が進みました。

女子バスケットボール部は宿敵聖和学園に僅差で惜敗しました。

女子サッカー部は4強奪還までに留まりました。

男子サッカー部は2年連続ベスト16となりました。

他部活動も昨年より大きく秀でることはできませんでした。

「負け」から学ぶことがあります。

何が敗因だったのか。

技術的な敗因か、チームワークが敗因か、気持ちの弱さが敗因か。

相手は自分たちよりどこが秀でていたのか。

力を出し切ることはできたか。

どれだけ練習に打ち込めたか。

どれだけ勝ちたいという気持ちを持っていたか。

緊張感をコントロールできたか。

チームとしてまとまっていたか。

負けをただ悔しいだけではなく、受け止めて、そして振り返り、「学ぶ」ことが大切です。

今回の負けを通して、多くの生徒がATルームに相談に訪れました。

最後にランニングフォームが崩れてしまった、自分の体幹の弱さが原因ではないか。

最後まで足がもたなかった、自分のコンディションの悪さが原因ではないか。

残り2分の接戦で足首をまた捻ってしまった、もう捻挫はしたくない。

などなど、多くの反省があったようです。

細かく自分をみつめなおしたり、そうではなくても、改めて競技の楽しさを感じたり、うまくなりたい!速くなりたい!と思ったり、新たな目標を見つけたり。

多くの生徒が今回の「意味のある負け」に切り替えていることはとてもいいことだなと思いました。

同じことが怪我に関しても言えます。

「怪我」は負けに繋がってしまうの大きな要因です。

怪我をすると練習が思うようにできないし、チーム編成を変えることになるかもしれません。

自分が悔しい思いをするだけではなく、チーム全体に迷惑をかけてしまうことにもなります。

なぜ怪我をしてしまったのか。

練習に集中していたか。

ウォームアップやクールダウンを適切に行っていたか。

必要なサポーターやテーピングを怠っていなかったか。

大会に合わせて体調管理をしてきたか。

疲労をしっかりと管理してこれていたか。

この疑問を自分に問うことが再発を防ぐために必要です。

スポーツを頑張ると怪我は常に隣り合わせにあります。

怪我をすることは一生懸命頑張っていればある程度仕方のないことです。

ただ、怪我を繰り返すことは良くない事です。

怪我のあとは怪我としっかりと向き合い、原因を探り、また怪我をしないように「意味のある怪我」になるようにして下さい。

チームのために怪我をしない体作り、怪我をしない責任、コートに立ち続ける責任を考えてみてください。

でもやっぱりスポーツは「勝ち」から学びたいですね。

「勝ち」からは何が学べるのか。

「勝ち」から学ぶことができるのは一部の人達だけです。

その一部の人達になるために、やれる努力を惜しまずに!!!

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