目標設定の大切さ~「○○したい」から「○○する」へ~

October 25, 2018

今回は、日々感じている私の勝手な考えを、好き勝手に投稿させていただこうかと思います!

 

これまで、多数の高校生や大学生にスポーツ現場、または学業面において携わってきていますが、ここ最近ではある共通点に注目しています。

 

それは、「目標」がしっかりと定まっている者と、曖昧または特に考えていない者との大きな差です。

 

学生達と触れ合う中で、「試合で勝ちたい」、「強くなりたい」、「レギュラーになりたい」、「自己ベスト出したい」、「試験に合格したい」などといった「○○したい」という目標をよく耳にします。これらは、自身の成長のためには当然必要な要素だと思います。

 

そういった選手や学生の中に、口にはするものの、その目標達成に向けた働きかけはどうであるかというと、行動が言葉に伴っていないケースをよく見かけます。私が直接関わっているのは、1日のごくわずかですので、私の知らぬところで努力しているかもしれない、という考えもあるかもしれません。

 

しかしスポーツ現場においての、選手の身体に関して言うと、そこは私も専門家「アスレティックトレーナー」ですから、話を聞いて、身体を見て、触って、動かさせて、確認すれば、影で努力しているかどうかの違いはすぐにわかります。

 

身体の変化というのは、ある意味正直です。

正しく、十分なトレーニングや練習を積めば、成長スピードに個人差はあれど、必ず成長するものです。超一流選手であれば話は変わりますが、まだまだ発展途上の高校生において、変化がないということには、必ず理由があるのです。

これは、学業においても言えるかもしれません。行動がなければ成長はないのです。

 

「○○したい」という選手達は、なりたい姿は想像できるものの、それに向けた行動が十分に足りていないことが多い傾向があります。(もちろん全員ではありませんが・・・)

 

これに対して、目標は?と聞いた時に、「絶対勝ちます」、「強くなります」、「レギュラーになります」、「自己ベスト出します」、「絶対合格します」というように「○○する」と言いきる目標を持つ選手や学生がいます。

 

このタイプの選手は、自身に課した目標を達成すべく、行動が十分に伴ったケースが非常に多いです。仮に、目標が達成しなかった際には、なぜ今回は失敗してしまったのか、または、どうすれば目標達成できるかというような、早期に新たな行動や挑戦を開始できている印象が強くあります。結果、最終的に目標達成している者の多くがこのタイプの傾向と感じます。

 

「○○したい」というタイプが、目標達成できなかった場合に多いケースが、自分の能力ではこれが限界、頑張っても上には上がいる、自分には達成できない目標だった、などのようなネガティブ思考になってしまい、新たな行動や挑戦に取りかかれないことも数多く見てきています。

 

あくまで持論ですが、「○○したい」という願望的な目標は「夢」に値し、目標ではありません。「夢」は寝ている間に見るもの、現実にはない非現実的なものを指すと考えています。

それに対し、「目標」とは、自分が現実に本気で達成したい物事ではないかと思っています。

そのため、目標には「○○する」という言い切った形での考え方であれば、達成に至るまで必死になれるのではとも思います。

 

目標をもつことは大事!

ということに対して、異論を言う方はほぼいないのではないでしょうか。

しかし、その目標の中身が重要です。

 

スポーツ傷害後の長期リハに関しても、これらのことは非常に重要です。

「○○したい」選手より、「○○する」選手の方が、地味でコツコツと積み重ねていくリハビリにも耐え、素晴らしい成長を遂げ復帰を果たしている者がいます。こういった選手では、復帰という言葉は相応しくなく、怪我の前よりレベルアップして競技復帰できていることが多いです。こんな選手達からは、ケガして良かったですなんてことも言われます。

ケガから学んだことが多く、むしろプラスに転じた良いケースです。ATとして、やりがいを感じる瞬間のひとつでもあります。

 

そうは言うものの、現実はそう甘くはありません。

むしろ、うまくいかないケースの方が多いかもしれません。

最初から目標が明確で「○○する」と言い切るタイプの選手や学生は多くないという現実にも直面しています。

 

そこで、この子達は、成長意欲が足りないからダメだと私が決めつけてしまえば、そこで本当にその子達の成長はストップしかねません。

なので、いかにして、相手の気持ちに影響を与えられるか、「○○したい」という夢から、「○○する」という目標設定ができる人に変化できるかが、サポートする側には必要なのだと思います。

 

こう書いていると、選手や学生達だけの話だけでなく、私自身にも言えることにも思えてきます。

何かと「○○したい」という願望はあるものの、なかなか達成できずにいることが実は山ほどあります(苦笑)。相手に求めるからには、自分も何かしっかりと「○○する」という目標をもっていなければ、私が何を伝えようと選手や学生達には薄っぺらい言葉に聞こえてしまうでしょう。

この文章を作りながらも、これまでモヤモヤしていた「夢」といえるものが私にも存在していましたが、これを期にしっかりと「目標」に変えて、これから過ごしていこうと思います。

 

最後に、高校スポーツ現場では、心身共にまだ十分な成長を遂げていない学生を相手にする現場でありますが、身体だけでなく、大きな心の成長を身近に見れる素晴らしい場所です。

私は、そんな学生の成長を近くで見れる環境で仕事が出来ていることに誇りを感じていますし、高校ATという仕事がもっと国内全体に普及して、この面白さを共有できる人たちがこれからたくさん増えていくことを切に願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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