選手の想い

April 28, 2019

3日後に新元号「令和」を迎える今日は、ATR利用部活動の男子サッカー部が高校総体仙台地区予選の決戦日。

 

チームからの依頼を受け、私もATとしてサポートに行ってまいりました!

 

これまで男子サッカー部には、スポーツ傷害発生後の応急処置やアスレティックリハビリテーションだけでなく、ケガのない選手への傷害予防トレーニング指導を積極的に実施してきただけに、その成果を確かめる意味でも、非常に楽しみな試合でした。

 

本日は、今大会初戦ということもあり、各メンバー緊張気味でしたが、表情はとても良く、ウォーミングアップによって段々といつもの調子を取り戻しているようでした。

 

今回、残念ながらメンバーに選ばれなかった選手の中に、

 

「今日は全力で応援を頑張ります!」

 

との決意を聞き、チーム全体が良い雰囲気で試合開始を迎えようとしているように、私には映りました。

 

現在50名を超える部員数の男子サッカー部において、ベンチメンバーに入ることも簡単なことではありません。

 

まして、スターティングメンバーに選ばれるには、たくさんの競争に打ち勝った者が、ピッチに立つことが出来るのです。

 

運動部に入部している選手のおそらく大多数は、「自分が試合に出たい」と思っているはずです。

 

ですが、その想いが叶うのは全員ではないというのが、部員数の多いチームの宿命であります。

 

そのため、出場できる選手は、それらのたくさんの想いを忘れずにフェアプレーに徹する必要があるのです。

 

以前にもATとして試合帯同させていただいたこともあり、現3年生のプレーを見てきましたが、当時はすぐカッとなって顔に出てしまったり、ラフプレーにラフプレーで返すようなシーンもありましたが、本日の試合は終始フェアプレーかつ全力でピッチを駆け回っている姿を見て、大きな成長も感じることができました。

 

そんなピッチの選手を試合終了まで大きなで声で応援し続けている姿も、素晴らしかったです。

 

試合中の会場は明成高校の応援の声が響き続けていました。

 

そして結果は

 

 

1-0で勝利!!

 

 

ピッチ上の選手、ベンチ選手、指導者、応援選手、応援に駆けつけてくださった保護者の方々、全員が試合終了のホイッスルと同時に安堵と歓喜の表情であったのが印象的で、こんな素晴らしい瞬間をスタッフとして、選手達と共に共有できるATという仕事に、とてもありがたいことだなと、改めて感じます。

 

終了後、応援選手達が駆け寄ってきたとき、私はあることに驚き、そして感動しました。

 

「お疲れ様。やったな!いいプレーだったぞ!」

 

っと、素晴らしいプレーで勝利した選手へ、ねぎらいの言葉をかける聞いたことのない声が私の背後でしたので、振り返ってみると、

 

それは、ケガのためメンバーに惜しくも入れなかった選手でした。

 

私は周囲を見回しましたが、その選手しかいなかったことで、すぐにハッと気づきました。

 

応援で声を出しすぎて、声が全くの別人のように変わっていたのです。

 

その彼以外にも、声が枯れてしまった3年生の選手がいました。

 

部員数がたくさんいるから応援の声が聞こえていたのではなく、こんなになるまで必死に応援する選手がいたから、試合中も明成高校の応援の声が会場に轟いていたのだとわかったのです。

 

自分にできることを一生懸命にやりきる。

 

それは、ピッチに立つ選手だけでなく、それ以外のメンバー全て実践することが、チームの強さなのだと感じました。

 

本日の勝利の背景には、出場した選手や指導する先生方だけでなく、間違いなく応援する選手達含め、真の意味でチームでの勝利を掴んだ1日となったのではと、私は強く思います。

 

全力でプレーして、全力で応援して、チームで掴んだ勝利というものは、嬉しいものです。

 

 

 

男子サッカー部の皆さん、初戦の勝利おめでとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

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