- 白坂 広子
10月の振り返り
10月は毎年バタバタします。
大会等でいうと皇后杯、選手権、新人戦、駅伝、ウィンターカップ予選と、どの部活動も秋の本番を迎えます。
学校行事でいうと大学受験や就職試験などがこの時期にあります。
そして3年生が引退を迎えるとき、でもあります。
3年生は部活動により一層取り組めたらいいのですが、大学受験や就職試験などが重なり、3年生の多くには疲労が見られます。部活動でも、生活でも、体調管理をしっかりしないといけない時期なのです。
この大変な時期を多くの3年生が乗り越え、素晴らしい結果を残してくれました。
特に女子バスケ部!
予選を無敗で通過、宿敵の聖和学園に勝ちきり、ウィンターカップ出場権を9年ぶりに手に入れました!!本当に素晴らしい試合でした。おめでとう!!ここにたどり着くまでには3年生にいろいろなドラマがありました。ある生徒は試合出場を目指して必死にリハビリをし、ある生徒は繰り返す足の痛みに耐え、ある生徒は体調不良を克服し、、、、誰も欠けることなく、みんなが勝ちに貢献した試合となりました。
そして女子サッカー部!
新人戦で事実上の準決勝では、いつも大敗してしまう常盤木高校相手に0-1で惜敗しましたが、かなりの成長をみせてくれました!スーパーセーブを何本もした、というゴールキーパー、日頃のひたむきな取り組みが実を結びました。
生徒たちの頑張りと成長をみると、私のモチベーションに直結します。
土壇場でリハビリを間に合わせるのではなく、体調不良を早く治すのではなく、痛みに耐えさせるのではなく、どうにかして怪我や病気を防ぐことはできないのか、、、これは常に抱える課題です。しかしこの課題は私1人ではどうしようも解決できません。顧問、保護者、生徒本人の理解と協力があってこそ解決できることです。今回の大会のように生徒が頑張るからこそ、引き続きこの課題に向けて取り組んでいきたい、と考えています。