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  • 執筆者の写真浅野 勝成

リハビリ中のウエイト

バスケットボールに勤しんでいた中学時代、試合中に膝の大怪我を負ってしまい約半年間の長期離脱を経験したことがあります。

離脱中、リハビリはもちろんのこと、専門家の指導の下にて上半身・胴体部のウエイトトレーニングで身体強化に取り組んでいました。

扱える重量が上がっていくのが面白くて、元々興味があった「トレーニング」に対する熱が加速していき、今ではトレーナーとして働いています。

やりがいしかないとても好きな仕事を現在させて頂いてますが、大怪我という負の出来事から始まったと思うとなかなかおもしろいものです。

もし怪我で長期離脱となる場合、「怪我をしていない部位を鍛えよう」

選手である限り、そう思うのは当然かもしれません。

もしかすると、「何かに取り組んでいないと、落ち着かない」という気持ちもあるかもしれません。

しかしながら、怪我をしていない部位を鍛えたとしても、「復帰=マイナスを0に戻した状態」のような感覚があるかもしれません。それだと、周りからは一歩も二歩も遅れを取っていると認識してしまうかもしれません。

「出来ること、鍛えられる所を最大限に伸ばしてチームトップになる」

そして

「伸ばした能力を、それぞれの競技に活かすにはどうすれば良いか」

ここの取り組みを徹底できれば、より成長して復帰できるでしょう。

離脱中の選手には、リハビリと並行して出来る部位のウエイトトレーニングの指導も行います。

その部位の筋肥大、筋力、筋パワーの向上等を復帰時期と照らし合わせてATと一緒に計画します。

個々の選手にとって、チャレンジングな種目も入れるようにしています。

Dipsや懸垂など、自体重ではあるが難易度の高いものの導入、重量を漸増させていく、など。

とある女子選手はリハ期間中に、ベンチプレス3x5を40㎏、OHP3x5を35kg、Dips3x8をこなせる程の筋肉・筋力を上半身に付けることができました。(スゲェなほんと・・・)

考え方、そして取り組み次第ではマイナスを大きなプラスに出来るってことを示してくれました。

復帰後の活躍が楽しみです。

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最近、HIIT(High Intensity Interval Training;高強度インターバルトレーニング)に関する専門書を読んでいます。英語で500ページ以上となかなかのボリュームで四苦八苦しながら読んでいますが、なかなかおもしろいです。

新チームへの持久系トレーニングに活用できるものがあれば活用していきたいと思います。

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