• 白坂 広子

ウォームアップの重要性

スポーツ創志科2年生に「ウォームアップとクールダウン」という授業を行いました。

スポーツをする誰もが行うウォームアップですが、みなさんはどのくらい理解して行っているでしょうか。

授業でその目的や効果、そして正しいやり方を勉強し、さらに実技でも確認しました。

生徒たちは自分たちの部活動にしっかりと活かしてくれると思います!

今回はその授業の「ウォームアップ」について、内容をブログで紹介します!


ウォームアップを行う目的はいくつかありますが、基本的には「筋肉の温度を上げるため」です。筋温が上がるといろいろと良い効果をもたらし、最終的に「パフォーマンスを向上させる」「怪我を防ぐ」という目的につながるのです。

それでは、筋温が上がるとどう良いのでしょうか。


まず、「筋肉で消費できるエネルギーが増加」します。安静時に内臓を動かしたり、呼吸したり、体温を維持するために消費されるエネルギーが筋肉へまわります。そして「呼吸器系や筋肉の血流が増加」し、活動している筋肉に酸素がより多くまわります。このように代謝や血流の変化が起きると、筋肉の性質も変わり、筋肉の伸張性や弾性が増し、滑らかに動くようになります。そして筋温が上がった筋肉は脳や脊髄との神経伝達を向上させ、より正確に動けるようになります。心理的な効果もあり、イメージトレーニングを行いながらウォームアップをすると精神的な高揚や集中力の向上につながります。


つまり、適切な内容でウォームアップをすることで筋肉や関節が適した状態で目覚め、さらにイメージトレーニングが臨戦態勢をつくり、パフォーマンスの向上や怪我の予防につながる、といったわけです。


では、適したウォームアップとは何でしょうか。

ウォームアップの流れは、


軽いジョギング→

スポーツの動きを取り入れたダイナミックストレッチ→

スポーツ用具を使った専門的ウォームアップ→

本練習


という流れが良いでしょう。

時間でいうと15分くらい、強度でいうと「うっすらと汗がにじむくらい」です。

長すぎるウォームアップやきつすぎるウォームアップは逆効果をもたらすことがあります。


より良いウォームアップを構成するには、「どのような動きをダイナミックストレッチで行うか」が重要になってきます。関節を大きく広げながら、各筋肉を意識して、スポーツの動きを行っていくのがダイナミックストレッチですが、「スポーツに適した形」で行うには内容が大切なのです。

ですので内容は専門家に相談することが一番いいと思います。


明成高校ではATが部活動のウォームアップをサポートしています。

ATはそれぞれのスポーツの特性を考えながら、最適なウォームアッププログラムをつくることができます。

ただ、内容も大事ですが、もっと大事なのは、どれだけ意識して、ていねいに行うか、です。


怪我の予防は、ウォームアップから!

より良いパフォーマンスはウォームアップから!


毎日のことだからこそ、おろそかになってしまう、ということもあります。

みなさんも、ウォームアップについて是非みなおしてみてくださいね。