夏が来る前の準備!水分補給の仕方について勉強しました!
白坂 広子
明成高校は来週から夏休みが始まります。
毎年夏休みが始まる頃は梅雨明けも重なるため、フィールドや体育館の気温は一気に上がります。
夏休み中にWBGT値が31を超えることは少なくなく、生徒たちの体調管理や熱中症予防はとても重要です。
私たちは例年熱中症講習会を夏休み前に行いますが、その理由は多くの練習時間が夕方から日中に変わる前に暑熱順化を行い、適切な水分補給方法を身に着けさせるためです。
熱中症を予防する一番の対策は何といっても「適切な食事」と「適切な水分補給」ですが、特に水分補給については講習の中で詳しく教育しています。
運動中の「適切な水分補給」とは具体的にどのように行うのか.
水分摂取の頻度、タイミング、量、そして内容について話しています。
水やお茶を好んで飲む生徒を多く見かけますが、運動中に水やお茶ばかりを飲むとナトリウム欠乏を引き起こす可能性があり、筋けいれんやめまいを起こしかねません。
運動中はもちろんスポーツドリンクを飲むことを勧めています。
でもなかにはスポーツドリンクが苦手な生徒がいることもわかっています。
ただ、現在お店で売られているスポーツドリンクは本当にいろいろな種類がありますので、自分の体に合うスポーツドリンクときっと出会えるはずです。そこでドリンクの裏に書いてある成分表の見方についても勉強しました。自分の体に合う、自分にとって飲みやすいスポーツドリンクを見つけることも暑熱順化期間中に行いましょう!
また、脱水状態になっていないかどうか、休憩時間や部活動終了時にどのように確認をしたらいいのかなど、多くのことを講習しました。
今年の夏も熱中症発症0件を目指して活動していきます。
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