高校総体県大会が終わりました
6月3~5日、高校総体宮城県大会が行われ、明成高校の各部活動も頑張りました!
東北大会出場を決めた男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、陸上部、体操部、剣道部のみなさん、おめでとうございます!
私はアスレティックトレーナーとして女子サッカー部に帯同し、試合の安全を見守りました。
初日は快晴、気温も高くはならず、すがすがしい天気のもとで試合が行われ、23-0と快勝でした。
2日目は一番頑張らなければいけない常盤木戦でした。この日はとても暑くなり、最高気温は29度、そして試合開始は12時で、過酷な環境での試合運びでしたので、私はいろいろな怪我や体調不良を想定して試合に帯同していました。
常盤木は上手で強くて、明成高校は常に集中力を持ち、走って守り、攻撃も頑張りましたが、0-2で負け、という結果になりました。天候だけではなく緊張度も高かったため相当な体力が奪われ、後半は4人が足をつってしまいました。次の日は育英戦で、気温はまた29度、午後2時半からの試合ということでピッチはすでに熱気を帯びていて、昨日よりも過酷な環境となりました。体調不良者が増えることも想定していましたが、昨日の負け試合から気持ちを切り替え、選手はみんな頑張り続けました。残念ながら3位シードは取れませんでしたが、急な暑さの中、みんな無事に試合を乗り切ることができました。
今年の高校総体は観客動員の制限はなく、本当に多くの観客が応援をしていました。
応援されることで頑張れる、ということが数年前まで当たり前であったのに、今年は応援されることに慣れていない選手もいました。今年の3年生は、コロナが落ち着き今回の大会が初めて公に応援してもらえた試合となり、楽しみの反面緊張もありました。
「緊張」というのは精神的な反応だけではなく、緊張することで呼吸数が減ったり、呼吸が浅くなったりして、筋肉に十分な酸素が行きわたらず、筋疲労が早く起きたりします。そのため緊張のし過ぎはパフォーマンスにも影響があるのです。
次回の大会は観客の応援の全てが力となるように、また頑張って練習してほしいと思います。
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