八村塁 帰国報告会!
明成高校に八村塁選手が帰ってきました!
八村選手は明成高校バスケットボール部でキャプテンを務め、ウィンターカップ3連覇に大きく貢献しました。卒業後はアメリカのゴンザガ大学に進学し、バスケットボールの奨学生として活躍しています。ゴンザガ大学は昨シーズンは全米第2位に輝き、八村選手はフレッシュマン(1年生)ながら試合に出場する機会を得て、勝利に貢献しました。
八村選手は今年はU19の世界大会に出場するのですが、その代表合宿のため帰国しています。忙しい時間の合間をぬい、母校に帰ってきてくれ、アメリカ生活の話や将来の目標など多くを全校生徒に話してくれました。1日の練習、授業、自主トレーニングなどのルーティーンを聞いていると、とても充実した日々を送っているようです。ストイックにやっているからこそ結果が出ているんだなぁと、想像しました。生徒から「英語はどのように覚えましたか」という質問には、「英語を勉強するというよりも日々チームメイトと話していることでどんどん覚えていきました」、ということで、チームメイトとのコミュニケーションは良くとれているようです。「悪い言葉から学んでいるのですが、、、」と少し控えめに言っていましたが、これはやはりどこにでも起こるようで、私もアメリカ生活の初めのころのことを思い出しました。また、体重は10kgも増えたようで、理由は「食事の量が増えたから」だそうです。寮、カフェテリア(学食)、体育館にも食事が用意されていて、「おいしいっす!」と茶目っ気たっぷりに言っていましたが、さすがに練習量もトレーニング量も多いので、それだけの食事が必要になってくるようですね。
生徒への送る言葉は「何かひとつでも自分の好きなことを見つけて、これなら人に負けない、という気持ちでそれを頑張ってください」とのこと。自分の好きなことへ情熱的に突き進んでいく八村先輩を生徒たちはどのように見つめていたのでしょうか。何かを一生懸命やればきっと何かが切り開ける、八村選手はそれを大きな舞台で表現してくれています。在校生も情熱を持って自分の競技をやっていきましょう!!
ちなみに、先週のサンデースポーツで元NBA田伏選手との対談がありましたが、そのときに「バスケを始めたのは中学のバスケ部の顧問の先生が入部して欲しいとしつこかったから」ということ!!陸上や野球が好きだったのに、、、なんて言うではありませんか!誰かに薦められてやったことがこんな大きな夢に繋がるなんて、、、!!実は明成高校には中学のときは違う競技をやっていても高校で新しい競技を始める、という生徒は少なくありません。中学では野球部だったのに高校では陸上の短距離、中学ではサッカーだったのに高校では陸上の長距離、中学ではバレーボール部だったのに高校ではサッカー部など、競技変更をして成績を残している生徒がいます。これはやはり当時の先生の影響の場合がほとんどです。「陸上をやってみないか」「サッカーをやってみないか」など声をかけられ、その先生に付いていくことで競技成績があがり、未知の自分に挑戦していく、、、。中学や高校の先生ってやはりよく生徒を観察しています。才能を引き出そうとしてくれる先生に出会うこと、これは人生を大きく変える運命的な出会いですね。
八村選手、これからも目標に向かって頑張れ!!