山田 大進
免疫力を食事から(きのこが免疫に良い話)
管理栄養士の山田です。
暑い夏が続き、涼しくなったな~と思っていたら、あっという間に厳しい寒さに...。
そして、年末が近づいてくる季節になりましたね。
さて、皆さんは感染対策、今もしっかり継続して実施していますか?
手洗いうがい、消毒、マスクの徹底 等、様々取り組んでいると思います。
これらは、マストとして行うことですが、やはり体の中の環境も良くしておく必要があります。
この部分は、食事しか出来ない事だと思います。
そこで、今日は「ビタミンD」という栄養素を紹介します。
ビタミンDは、タイトルにも書いてある通り、きのこ類に多く含まれています。
魚もビタミンDを多く含んでいます。
このビタミンDという栄養素は、主にカルシウムの吸収を助ける働きがあることで注目されていましたが、最近では免疫力の維持・向上にも役立つ 事が分かってきており、注目度が上がっている栄養素です。
ビタミンDは、免疫細胞を活性化することで役立つのですが、文章にするとややこしくなると思い、
イメージ図を作成したので、これで説明としたいと思います(笑) (いやっ、急に雑...)
↓ イメージはこんな感じです ↓
このように、ビタミンDはマクロファージと言われるような、免疫を担う細胞を活性化してくれるんですね。
このビタミンDの摂りかたについて、
キノコは焼いたり蒸したり だけでもいいですが、ビタミンDは脂溶性の特性を持っているので、
「油と一緒に摂ることで吸収率がアップ」という効果も期待できます!
鶏肉ときのこをソテーしたり、色の濃い野菜ときのこをアヒージョにしてみたり、、という工夫を1つプラスするだけで、吸収率がグンと上がりますので、興味のある方は是非実践して、食事からも免疫力を高めていただければと思います!
〈 おまけ 〉
今回、ご紹介したビタミンDという栄養素は、
・カルシウムの吸収サポート(高校生や成長期アスリートにも重要)
・免疫力の維持、向上
だけではなく、
「筋肉合成を刺激する」=「筋肉量を向上させる」ことに繋がる事も分かっているので、
コンディショニングを維持しながら筋肉付けたいアスリートには必須の栄養素になりそうですね。
今年の冬も、元気に過ごしましょう!!
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