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執筆者の写真浅野 勝成

スケルトン2人の近況

スケルトンという競技はご存知でしょうか?

“氷上のF1”とも呼ばれる冬季スポーツで、滑走時の最高速度は120~140kmまで達します。そんな迫力満載の競技で、オリンピックに挑もうとしている選手が明成高校に2名います。

みやぎジュニアトップアスリートアカデミー在籍中にスケルトンと出会い、現在は明成高校にて学業に励む傍ら、姉妹校の仙台大学にて競技練習に取り組む日々を過ごしています。

高大連携の取り組みとして、今年の4月からATルームにてウエイトトレーニングを中心とした継続的なS&Cトレーニングで身体強化を図っています。

10月半ばから約6週間、ノースアメリカンカップという世界からトップレベルの選手が集う国際大会に日本代表として参加しました。6レースある中での最高成績は、2人は12位と19位(約30選手中)でした。長時間移動による疲労や不慣れな海外生活もあった中でのレースだったのですが、世界レベルで勝利を得るという長期的な目標を踏まえると、とても貴重な経験になったのではと思います。

そんな彼等ですが、無事に帰国して久しぶりの学校生活を送っています。帰国して間もなく、約4ヶ月ぶりに筋力測定を実施しました。スクワットでは、2名とも100㎏以上を拳上し(1人は110㎏)、前回の測定時から+7.5㎏でした!! それも仲良く2名とも・・ 海外遠征中にも関わらず、妥協せず真摯にトレーニングに取り組んでいた成果です。

これからも競技練習やトレーニングをお互いに切磋琢磨して、目標達成に向かっていってほしいですね!

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