top of page
執筆者の写真浅野 勝成

夏休み突入、高校生の筋力・ジャンプ力測定

高校は夏休みに突入し、様々な部活動が1日を通して練習やトレーニングに励んでいます。

そんな中、S&C指導を受けている高校生選手の筋力とジャンプ力の測定を行いました。

ジャンプ力はJust Jump Systemという米国の測定機器を用いて。

筋力はバックスクワットでの1RMを。

※1RMとは最大拳上重量を指し、1回の試技でどれだけの重量を挙げれるか測るもの。

夏休み1週目は女子バスケットボールと女子サッカー部の選手を対象に実施しました。

90㎏が現段階での女子のトップとなりました!

体重比とは、自身の体重を基準値として、そこからどれだけ重い重量を挙げれるかというもの。

155%が現段階のトップで、自身の体重の1.5倍を拳上できるということ。この数値は高ければ高い方が良いです。

加速、減速、跳躍、方向転換など、自身の身体を動かす(コントロールする)競技において、体重比は特に重要な値となります。

垂直跳びは3試技の平均値でランキングを作成。

トップはサッカー選手で58.1㎝でした。

高く跳べるということは瞬発力が高いということで、加速や方向転換にも通じます(この場合、脚の使い方などの技術は考慮しない前提で)。

グラフは体重比と垂直跳びの関係性を示します。

体重比が高いほど(=筋力が高いほど)、跳べる傾向にあるようです。

筋力、特に体重比が高まれば、優れた瞬発力と怪我に強い身体(耐久性)が獲得できます。

今回の測定結果を基に、更なる筋力そして瞬発力の強化を図り、冬の大会に備えていければと思います! 

bottom of page