熱中症対策
- rn-yamada
- 7月15日
- 読了時間: 2分
仙台に来て初めての夏を迎えます。
この時期にしては比較的涼しいなという印象がありましたが
6月に入り気温が30度を超える日が多くなりました。
この時期、特に気を付けなければいけないのが「熱中症」です。
私個人の対策としては、こまめな水分補給・軽い運動(ジョギング・自転車など)で汗をかき
暑さに慣れること。「暑熱順化」が大事になってきます。
そこで、川平ATRで行っている熱中症予防の活動についてご紹介します
1つ目はWBGTの測定です。皆さん、WBGTをご存じでしょうか?
WBGT(暑さ指数)とは、気温・湿度・輻射熱の3つの指標のことで
専用の測定器を使って測定することが可能です。
「暑さ」といっても単純に気温だけでなく、湿度・輻射熱や風(気流)などの影響もあります。
私も実際にWBGT計を使用するのは初めてでした。
明成高校では、練習前にクレイグラウンド・サッカーフィールド・トラックフィールドの3か所で測定を行っています。
測定結果をフィールド入り口に設置し、学生や顧問の先生方が通る際に確認できるようにしています。
2つ目はアイスバスの設置です。
重度の熱中症など、緊急時の全身冷却用として設置しています。
これだけたくさんの水と氷を毎日準備するのは大変ですが
準備できる環境があるのが明成高校の良いところだと思います。
3つ目は講習会です。
明成高校運動部を対象に熱中症をテーマに講習会を行っています。
熱中症に対する理解を深め、それについての対応や予防策を学びます。
学生だけでなく、指導者に対して指導者目線での講習会も行います。
学生が自己管理を徹底するのはもちろんですが、指導者側も練習量の調整やこまめな休憩・水分補給
様子がおかしい学生には声をかけるなど、細かいところまで目配り・気配りを心がけてもらえたら
と思います。



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